2019年06月15日

6月3日双子座の新月(4)〜経済的なテーマが浮上、そして上弦図へ

ひとつ前の記事では、
木星&海王星がらみの、理想や希望といった色合いの濃いお話でしたが、
今回は、もうひとつ示されている現実的なテーマについて書いてみます。


【経済的な見直し、生産的な自助努力へ
 この時期になされた金融庁の提言】

新月図のMCは、天秤座です。
天秤座の支配星の金星は、自らが支配する牡牛座にあって強められ、
6ハウスのカスプに重なっています。

この金星は、2ハウスにある土星・冥王星のコンジャンクションとトライン、
そして3ハウスにある海王星とセクスタイルで、全体で小三角を形作ります。

ハウスでいえば、
10ハウス(個人図では社会的立場、職業、マンデン図では政府・社会の支配者)と、
6ハウス(労働)、2ハウス(経済)といった、
現実的な地対応のハウスで、惑星の関連(エネルギーの流れ)がある配置ですね。

そのため、この新月の期間には、
政府(10ハウス)によって、労働(6ハウス)etc.に関する施策や提言がなされたり、
そういった動きが起こったりしやすく、
それは経済(2ハウス)の立て直し(土星と冥王星の合)と関連することであり、
それが広く告知されたり、マスコミによって世間にじわじわと浸透したりしていく
(3ハウスの海王星。海王星なので、なんらかの集合的な情動を伴うもの)
…といった構図を読むことができます。


新月を過ぎると、やはり新月図に沿った出来事が世の中で話題にになるのですね。

6月11日、
金融庁より「年金だけでは生活資金に不足が出る。夫婦で95歳まで生きるとすると、
年金以外にも2000万円が必要である」といった旨の報告書があがりました。

こうしてみると、(6ハウスにある)牡牛座の金星というのは、
品位が高く、その象徴的イメージから、「自分でコツコツ働いて財を蓄積する。
それができる(そうしてください)」と、政府が提言(金星は10ハウスの支配星)
していることを表しているかのようです。

政府の財源(2ハウス)の立て直し、現状にあわせた大胆なリコンストラクション
(土星・冥王星)には、それが不可欠ということですね。

そして、3ハウスの海王星は、
その報告・提言が、世の中に浸透して、人々の認識を変え視野を広げると同時に、
海王星らしく混乱を生じさせたり不安をあおったりしていることも表しています。
(ソフトアスペクトなので、過剰な混乱や不安にはつながっていないにしても)

なんといいましょうか、まぁ・・、牡牛座の天王星の時代が本格的に始まったことを
しみじみ実感します。


個人の立場で考えれば、
社会的な立場を守って日々つつがなく暮らしていくために、
あるいは、社会的地位や天職を実現するためには、

財を蓄積するために、生産的に働きながらの自助努力や、
経済状況の根本的な見直しが不可欠であり、

あらためて、そういった認識にもとづいて、視野を広げ、
社会や人とのつながり・関係性を築いていく新月・・・ということでしょうか。

当たり前のことをいっている気もしますが、
社会システムからのケアを当てにできなくなったという意味では、
山羊座土星・冥王星のコンジャンクションが進行している時期らしい出来事です。


☆☆☆


ところで、この金融庁の発表があったのは、6月11日。上弦になった直後です。
そして、上弦図はこちら↓
20190610_first.jpg
※新月図、上弦図、満月図、下弦図の関係は、
 新月図で、約一ヶ月の根本的な大きなテーマが示され、
 そのテーマの流れのなかで、
 上弦→満月→下弦と各フェーズのテーマが世の中に提示されていくイメージです。

政府を表す10ハウスの支配星は、太陽。
その太陽は、8ハウス(他者の財、共有財産)にあり、
インターセプトされている2ハウス(個人の財、経済)の支配星であり、
2ハウスのなかに入っている木星とオポジション。

そして、未来への希望を表す11ハウスにあり、
(11ハウスは、古典的解釈では政府の財とも読みます)
国民を表す月、5ハウスの海王星とあわせて、
グランドクロスを形作ります。

この時期(上弦〜満月)の経済的テーマの浮上と混乱・葛藤の様子が
よく表れています。


と同時に、
月と海王星の5-11ハウスのオポジションには、
3ハウスの土星・冥王星、9ハウスの火星(・ヘッド)のオポジションとともに、
レクタングルを形成します!
ディセンダントには天王星が重なりますし、なかなか迫力に満ちた図ですね@@

3-9という知・情報・精神に関連する分野に、
5-11の創造的な分野(個人の創造と社会全体の未来のための創造)に加わることで、
生産性のある能力に高めていくことができそうな配置。

経済的な混乱や葛藤と同時に、
知識や情報・アイディアを活かしつつ新たな創造性を発揮して、
新境地を開いていく(ディセンダントの天王星?)…。


新月図、上弦図と、経済的なテーマに関して、
新たな可能性(創造性や生産性)が示されているので、
ぜひこういった世の中全体の動きを、
個々人の生き方のなかにも落とし込んで(反映させて)みると、
人生にダイナミックな変化が生まれてきそうですね。

そして、次の満月図でも、
新月と同様に、他者との関係・パートナーシップに焦点をあてつつ、
やはり経済的なテーマがクローズアップされています。


☆☆☆


ところで、今回は、経済的な事柄をキーに上弦図をながめてみましたが、
ほかにもいろいろ深堀りできそうな図です。

新月図では、火星や天王星がノーアスで、
やや力強さやダイナミックさには欠けていました。

けれどもこの上弦図は、アセンダントの支配星の冥王星(現代)と火星(古典)が、
3-9ハウスのオポジションの軸を形成する形で、
レクタングルに加わり、天王星はディセンダントなので、
新月図で示された可能性を、大胆に展開していくような勢いがあります。


そういえば、ホラリー(アンソニー・ルイスの本)で、
ドラゴン・ヘッド(ノード)と同じ度数に、重要な惑星があると、
運命的な出来事が起きる・・・といった解釈を目にした記憶があります。

今回は、ドラゴン・ヘッド=蟹座19度に対し、
太陽=双子座19度、月=乙女座19度、木星=射手座19度、土星=山羊座19度
…やっぱり、ずいぶんとインパクトのある上弦図です。

※ただ、この図ではノードはミーンノード(平均)で出しているので、
 真位置だと蟹座17度。これは真位置でみるべきでしょうか。
 そうすると、17度の度数域に惑星はなくなります。
posted by amaneayafumi at 11:52| 新月リーディング

2019年06月14日

6月3日双子座の新月(3)〜それぞれの個性・能力を活かしたパートナーシップ

だいぶ間が空いてしまい、申し訳ありません。
ひとつ前の記事の続きです。

今回の新月のエッセンスは、
南キャンの山ちゃん&蒼井優さんの結婚のニュースに、
とてもわかりやすく表れている印象でした。

そして新月から4日後、「コスモポリ婚」なんてネーミングされた、
EXILE・AKIRAさんと台湾のトップ女優・リン・チーリンさんの結婚ニュースも!

数か国語をあやつり(双子座は言語を司ります)、
それぞれの国で活躍しているふたりのスター同士の
国際結婚(アセンダントの射手座は海外を司ります)は、
まさに、今回の新月図にふさわしいニュースですね。


また、時期的には、今回の新月の前になりますが、
アメリカのトランプ大統領が来日し、
そのときの新しい天皇・皇后陛下の皇室外交が、
その後(新月後も)、話題になり、とりわけ皇后陛下への賞賛の声が集まりました。
(国内にとどまらず、海外からも!)

資質やキャラクターは、それぞれ異なるように感じられる両陛下ですが、
ともに素晴らしい経歴をお持ちの知的な国際人であり、
上皇陛下・上皇后陛下とは、また違うパートナーシップを発揮されつつ、
令和の世の天皇陛下・皇后陛下として、
日本の新たな希望を担っていかれる印象をうけました。


新月後一週間ほど(上弦の頃まで)の世の中の流れをみると、
今回の新月図の「結婚・パートナーシップに焦点があたる新月。
とりわけ、それぞれの分野で優れた資質を発揮して活躍する者同士の
結婚・パートナーシップが話題になり、世の中を賑わせる」
といった特徴そのままのニュースが目立っていました。

こうしてみると、アセンダント木星は、国民の期待や歓迎ムードを表し、
3ハウスのTスクエアの頂点となる海王星は、
マスコミの過熱気味の報道や、共感的な話題の盛り上がり…といった感じですね。
(海王星は大流行と関連します。ひとつの感情etc.に全体が共鳴していくような状態)

そういえば、新皇后雅子さまは、射手座生まれ。
この時期に、雅子さまブーム再び?なんて声があがるのも、まさにという新月です。



☆☆☆


【異質な他者と、それぞれの個性・能力を活かしながらの
 パートナーシップや対話を意識する新月】

今回の新月図のテーマを、あらためてまとめてみます。

今回の新月は双子座で起き、DES(7ハウス)に重なります。
他者、他国との協力関係(パートナーシップ)がテーマになりやすく、
コミュニケーションのサインである双子座らしく、
対話の大切さが浮上しやすいでしょう。

双子座を支配する(太陽と月のディスポジターの)水星も、7ハウスにあります。
太陽は9ハウスを支配し、月は8ハウスを支配するので、
7、8、9ハウス(西&南半球)のテーマである、
社会的な場面での他者との関係に意識が向きやすい新月といえるでしょう。



一方、アセンダント側には木星。
もともと、アセンダント(1ハウス)とディセンダント(7ハウス)の関係は、
自分と、異質な他者との関係を表しますが、
1ハウスにも、7ハウスにも、
それぞれ自ら支配するサインに入り強められた木星、水星があるため、
自分(1ハウス)と異質な他者(7ハウス)との関係の意味を強調しているかと思います。

けれども、新月はDESに重なり、パートナーシップや対話がテーマとなります。
そのため、互いの違いを乗り越えて、絆を結んでいく思いが浮上しやすいときです。

自らのサインにあって強められている1ハウスの木星と、7ハウスの水星は、
それぞれの分野で力を発揮している者同士、
絆を結べば、強力なタッグを組むことができるはず。

双子座は、ギリシャ神話で双子のカストルとポルックスをかたどった星座です。
仲の良い双子は、けれども、一方は人間の父をもつ死すべき運命をもち、
もう一方は、神の父をもつ不死の存在。
そのため、残酷な運命はふたりを死によって分かちますが、
自らの片割れ(双子のパートナー)と別れることを拒み、
ふたりは永遠にともにいる道を選びます。

双子座は二重性のテーマをもつサインですが、
今回の新月は、異質な他者や、他者との関係を焦点化することによって、
明確な方向づけを示しているような気もします。



また、アセンダント側の木星と、ディセンダント側の新月を、
Tスクエア化しているのが、3ハウスの海王星。
Tスクエアという形で、異質な二者をつないでいるのですね。

3ハウスは双子座のナチュラルハウスであり、コミュニケーションと関係します。
そのため、実際に他者とコミュニケーションを図ろうとするときに、
様々なわけのわからない行き違いや混乱が生じることもあるかもしれません。
けれども、そういった過程を通して徐々に互いの壁(違い)が溶けていくでしょう。

新月も木星も海王星も、みな柔軟サインにあります。
相手のためにサービス精神を発揮して対話を図ったり(双子座)、
すべてを明るくおおらかに受け入れたり(射手座)、
共感的な優しさで相手を受け入れたり(魚座)することを通して、
つながりの意識がより強まっていくときです。

ただし、流されたり弱気になったり、誤った噂や情報に振り回されたりすると、
建設的な方向にはつながらないので、アセンダントの木星がある新月のときらしく、
遠い理想を見据えつつ、前向きな気持ちで進んでいってくださいね。



新月図のアセンダントの木星(グレート・ベネフィック)は、
人々がさらなる成長を目指して、
新たな地平に旅立つ気分になりやすいときであることを表すでしょう。
また、ディセンダントに重なる新月も、
多くの人が集まる社会へと飛び込んでいくことを表します。

火星(行動・開拓力)、天王星(大胆な変化)はノーアスペクトですし、
ASC(スタート)と関わる新月、木星、海王星の柔軟サインのTスクエアをみても、
この新月の配置は、力強くスタートを切るという印象の図ではありません。

けれども、迷いや不確定要素はあるものの、発展的なムードに満ちた今回の新月図。
双子・射手ラインが強調されているので、
知的好奇心をもって、自由に行動エリアを広げつつ、
皆様それぞれのお立場で、さらなる地平を目指し軽やかに進んでいってくださいね。



次回、新月図リーディングのラストです。
posted by amaneayafumi at 09:02| 新月リーディング

2019年06月05日

6月3日双子座の新月(2)〜びっくりニュース!山ちゃん&蒼井優結婚

今日、ワイドショーを賑わせたニュースといえば、
やっぱり南海キャンディーズの山ちゃん(山里亮太)と、蒼井優さんの結婚!!
最初、Yahoo!ニュースでパッと見出しをみたとき、
山ちゃん、蒼井優とよく似た名前の人と結婚する!?と勘違いしてしまいました;
びっくりです。
でも、とても素敵なカップルですね。お幸せにぴかぴか(新しい)


あらためて今回(6月3日)の新月図をみると、
新月は、ディセンダント(DES)に重なる位置で起きています。
7ハウス(DES)といえば、結婚!そしてパートナーシップ。

新月がDESで起きるということは、この時期の日本は、
そういったテーマが焦点化されやすいことを表します。
(とはいっても、この時期に結婚する人が急増するとか、
 結婚しやすい星回りという意味ではありませんが。)

他者・他国との関係づくりに意識が向きやすく、
結婚やパートナーシップの話題があがりやすい今回の新月。

その新月が起きて早々に飛び込んできたこのニュースは、
今回の新月図を象徴的に表している出来事、といった印象を受けました。

ワイドショーで誰かが「トリッキーな結婚」とコメントしていましたが、
トリッキー(双子座)な結婚(DESの新月)!
そのうえ、人を惑わす海王星も、くっついています(新月にゆるくスクエア)。
会見をみるまでは信じられないと誰かがコメントしていた気がしますが、
ほんとに??現実ですよね?フェイクニュース?、そしてリアルファンタジー!
といった反応が飛び交うのは、3ハウス海王星的ですね。

でも、めでたい話(アセンダントに木星)に、皆、とても好意的。
夜のニュースに流れた会見の様子もほのぼの温かく、笑いに満ちていて、
新たな船出を応援したくなるカップルでした^^

☆☆☆

新月図の1ハウス側には、自らのサインに入る木星。
そして、7ハウス側には、自らのサインに入る水星と、
ディセンダントには新月(水星が支配する双子座)。
(双子座あるいは7ハウスで新月と水星はステリウムであり、
 水星は新月のディスポジター)

自分と相手のハウスに入っている水星と木星は、それぞれ力が強い状態なので、
山ちゃんと蒼井優(以後敬称略)に例えると、
お笑いの世界、女優(映画やドラマ)の世界という別々の分野で
それぞれ実力者であり、すばらしい活躍をしていることを表します。

そして水星と関連する新月と木星が、DES-ASC軸に重なりつつゆるいオポジション。
このままでは、やや接点をつくりにくい両者を結び付けているのが、
3ハウスにある海王星。

Tスクエア化しているので、惑わせたりかき乱したりしながら、
両者を隔てる壁を溶かしていく海王星。
人物化すると、この海王星はシズちゃん!でしょうか!?

「私はボケで山ちゃんどう?といったら、ゆうちゃんがまにうけてしまって…」
なんてとぼけたコメントを出しつつ、
山ちゃんの心情吐露に、隣で涙ぐんでいた様子をみると、まさに海王星^^

☆☆☆

夜のニュースで流れた結婚発表会見のなかで、
蒼井優は、山ちゃんを結婚相手に選んだ理由をきかれて、
「一緒にいてしんどいぐらい笑わせてくれたり」と真っ先にあげていました。
相手に対するサービス精神を発揮して笑わせて、笑って、結婚
…DESに重なる双子座の新月、まさに!ですね。
(新月が6ハウス側からDESに重なっているのも、サービス精神発揮という感じです)

そういえば、婚姻届けは3日(新月の日)に提出したとのことですが、
今回の新月を考えるうえで、とても象徴的なニュースと、あらためて思いました。

おまけですが、芸能界といえば5ハウス。
今回の新月図では、5ハウスに天王星(びっくりな出来事!)。
それも、天王星は5ハウスのカスプに近いので、
新月後ほどなく起きた驚きの芸能ニュース、というのが表れています。

おふたりの出生図はみていないのですが、あらためて読んでみるのが楽しみです。
posted by amaneayafumi at 23:58| 新月リーディング

2019年06月04日

6月3日双子座の新月(1)〜今回の新月のポイントは?

令和の時代を読んでいる途中ですが、昨日は新月ですね。

ということで、令和読み編をいったん中断して、
今回の新月図をながめてみました。


【新月図のポイント】

日本の首都・東京の新月図は、以下のとおりです。
2019年6月3日 19:01 東京
SFPage.jpg
ざざっとながめて、天音の視点でポイントとなりそうな箇所をあげてみます。


●新月に関して●

・サイン
 新月は、双子座で起きます。


・ハウス
 ディセンダントに(6ハウス側から)重なります。


・アスペクト
 太陽と月(新月)のオーブを8度でとると、
 木星とオポジション、海王星とスクエアで、Tスクエア。

 木星はアセンダントに1ハウス側から重なっているので、
 ASC‐DESの軸の上に、木星-新月のオポジションが重なり、
 3ハウスの海王星がそこに対してTスクエアをつくる配置です。


・ハウスの支配星の流れ
 太陽は9ハウスを支配し、月は8ハウスを支配します。
 新月が起きる7ハウス(実際は7ハウス手前)とあわせて、
 今回の新月のテーマは、7、8、9ハウス(西&南半球)に関係すること。

 新月が起きる双子座の支配星は、水星。
 水星は自ら支配する双子座に入り、品位が高い状態です。
 
 一方、新月とオポジションであり、アセンダントに重なる木星も、
 自らが支配する射手座に入り、品位が高い状態です。

 そして、新月−木星をTスクエア化する海王星も、
 自らが支配する魚座に入り、強められています。
 (海王星はトランスサタニアンなので品位とはいわないけれど)
 海王星が、双子座のナチュラルハウスである3ハウスに入るもの、
 一連のテーマと関連して読めるかも?


まとめると、
他者へ向かっていく・関わっていく意識側で強調されている
双子座新月(水星も新月とあわせてステリウム)と、
それをハード・アスペクトで刺激している木星・海王星。

どちらも品位でみると強められているので、
本来の性質が強く表れている状態で、引っ張り合っている・・
という印象です。


●新月以外の注目ポイント●

・MCの支配星の金星は、牡牛座。
 自らが支配する牡牛座で品位が高い状態です。
 金星は6ハウスのカスプに重なり、
 土星・冥王星(2ハウス)、海王星と小三角。

・火星、天王星がノーアスペクト。
 水星も、MCとスクエア、双子座新月とステリウムにみえるけれど、
 他の惑星とアスペクトしないノーアスペクト。
 (新月以外のアスペクトのオーブは6度にしています)


新月に関連するポイントをみると、
自他の関係、他者(マンデン的にみれば他国)との関係づくりが
テーマになることが強調されている新月です。
そして、新月は双子座!
自分と、自分の片割れ(半身)である双子。

これらの象意を重ね合わせていくと、
今回の新月図のテーマが、よりはっきりと描かれていきますね^^

MC側(支配星の金星)のテーマも、焦点化しやすく建設的なので、
おひとりおひとりが日常生活のなかで意識すると、
大きな流れに乗っていくことができそうな配置です。

具体的なリーディングは、次回に続きます。
posted by amaneayafumi at 09:34| 新月リーディング

2019年05月30日

「令和」の時代を迎えてB〜大正を振り返る

前回の昭和編は修正をしたので、昨夜19時半にアップしたものが、
最新版になりますm(_ _)m

令和の時代を読む前に、過去の元号の時代を振り返り編、
今回は大正です。

明治天皇が崩御されたのは、1912年7月29日22時43分。

けれども、日付が変わるまで一時間少々しかなく、
践祚の儀式を崩御当日に行うことができないため、
崩御と践祚の儀式が日にちをまたぐのを避けて、
崩御の時間を2時間後の7月30日0時43分と公表したそうです。

そして、7月30日に改元の詔書が公布・即日施行され、
この日が「大正元年」となったそうです。
なので、この日は、明治の最後の日であり、大正の最初の日ということになります。

大正は、わずか15年しかなかったのですが、
「大正デモクラシー」の時代であり、モダンな文化が華やかに花開き、
そして、「新しい女」が登場して女性が社会に進出する一方、
第一次世界大戦後の世界恐慌や、関東大震災を体験した時代でもありました。

短いけれど、濃密な時代だったんですね。
私のイメージでは、大正といえば「大正デモクラシー」と、
「モボ・モガ(モダンボーイ、モダンガール)」。
人物で浮かんでくるのは、竹久夢二。

明治時代が国家ぐるみで、しゃにむに変容を果たしていったのに比べて、
大正は、一般の民衆が個に目覚めて、文化的な生活を楽しむようになった時代の
印象です。

大正
1912年7月30日00時00分

taisyo.jpg
チャートを出して、ぱっと目にとびこんできたのが、
天頂(MC)に重なる月。

月は、一般民衆、そして女性を司ります。
そして、サインは、未来への変革の星・天王星を支配星にもつ水瓶座!

大正時代に、人々が生活を近代化させて大衆文化が花開き、
女性の解放をうたう平塚雷鳥(雷鳥は水瓶座生まれ)ら「新しい女たち」が登場し、
女性の社会進出がすすんでいった様子が、象徴的に表れています。
まさに、民衆と女性が目立った時代。

アセンダントは生活を豊かに楽しむ牡牛座。
その支配星の金星は、太陽と重なって、個を表現する獅子座にあり、
家庭生活を表す4ハウスに入るのは、
大衆文化が花開いた時代の特色と重なり合います。
その意識が天頂の月ともつながっているのです。

☆☆☆

そして、政治的な面でいえば「大正デモクラシー」。
大正デモクラシーは、大正時代に起きた民主主義を進める運動の
総称や風潮といったところでしょうか。

政府を表す10ハウスMCに、月(民衆)が重なって、そして水瓶座というのは、
変革的な民衆によって政治が動かされやすかった、あるいは、
民衆の意思を反映して政治変革が行われやすかった状況を表すかと思います。

この時代の初めの大正2年に「大正政変」が起こり、大衆運動によって内閣が倒され、
大正7年には、「平民宰相」とあだなされ、平民政治家を意識した原敬によって、
日本初の本格的な政党内閣による政治が行われました。
普通選挙の実現を求める風潮も高まり、大正14年には普通選挙法が制定されました。

また、法や思想を司る9ハウスには、天王星(MCの支配星)が入ります。
新たな自由民主を求める思想の広がりによって、法が改正され、
政治状況に影響を与えたこともうかがえます。

☆☆☆

対外的な関係を表す7ハウスには、発展や拡大を表す木星。
大正時代初期に、第一次世界大戦が起こり、
日本も出兵して戦死者を出すものの、本土に被害はなく、
戦勝国の一員となり、国際的な地位を高めていきました。
しかし、積極的に植民地を広げようとした姿勢は、
中国やアメリカとの対立を深めていく結果にもなりました。

そして、7ハウスの支配星の冥王星は、2ハウスにあります。
第一次世界大戦ののち、日本は貿易が加速し好景気となり、
財政難を克服しました。
しかし、やがて国際的な世界恐慌のなかで、大不況を迎えます。
対外的な関係のなかで(冥王星は7ハウスを支配)、
かつてない好景気と不景気を迎えるのは、2ハウスの冥王星ですね。

☆☆☆

また、アセンダントには土星が重なっています。
この土星は、国民にいろいろな苦労を強いた時代とも読めますし、
日本という国のイメージとして、忍耐しつつ、着々と足固めをしたとも読めます。

そして、土星は、7ハウスの木星とオポジション。
5ハウスのカスプに重なる水星・火星とTスクエア。
日本という国のイメージ(立場)をしっかり築こうとする土星と、
対外的に日本の勢力を広げようとする木星のあいだに、
強い緊張感と推進力があります。

また、この土星と木星のオポジションは、
3ハウス側からICに重なる太陽、MCに近い9ハウスの天王星と、
ミスティック・レクタングルを形作ります。
(※上の図では、木星・天王星、太陽・土星のセクスタイルのラインが
 表示されていませんが、おそらくオーブ4度未満の設定なので…。
 直し方がわかりません(汗)
 オーブ5度でセクスタイルは成立していて、きれいな長方形となります。)

レクタングルを形成する4つの惑星は、ゆるくアングルに重なるので、
大正という時代が、わずか15年という短さでありながら、
激動の時代であり、強い印象を残した時代であることがわかります。

このミスティック・レクタングル全体で、
大正時代の日本が、国際的な関係(戦争や輸出入など)のなかで、
日本という独立国家の立場をかため、地位を向上させようとした努力を
表すかと思います。

レクタングルのなかの獅子座太陽・金星(アセンダントの支配星)と、
天王星のオポジションは、個としての強烈な独立・自由志向。
上で書いたように、これらは、大正時代の国民的な文化や運動に表れるとともに、
日本という国のありかたとしても表れていたのですね。
大正時代にそれらがある程度は成功するものの、
さまざまな課題を残し、残念ながら昭和前半の軍国化への道を進んでいきます。

☆☆☆

最後に、3ハウスの海王星。
この海王星はノーアスで目立ちます。
そして、サインは心、情緒と関連する蟹座です。
これは、ずばり「大正浪漫(ロマン)」!

大正時代は、さまざまなメディアが発達し、
一般の人々も大衆紙で世間の情報をキャッチし、
文芸や文化、芸術に親しむようになりました。

大正文化は、抒情的でハイカラ、そして退廃的。
3ハウスのノーアス海王星(蟹座)のイメージにぴったりです。
竹久夢二の世界ですね^^。


大正だけで、ずいぶん長くなってしまいました。

明治は、改元発表時に、時期を数ヶ月さかのぼって改元しているので、
今回ははずします。(ただ、後から改元初日とされた日の0時の図も、
不思議と明治の時代の特徴を表しているように感じました)

というわけで、次回は、やっと令和です!
タグ:大正 令和
posted by amaneayafumi at 13:32| イベントチャート

2019年05月29日

「令和」の時代を迎えてA〜昭和を振り返る

訂正続きで、申し訳ありませんm(_ _)m
昨夜22時頃、本日14時頃にアップした記事を、編集して再アップします。

昨夜の記事では、昭和の始まりのチャートとして、
昭和が始まった(同時に大正の終わりでもある)日の「1926年12月25日」の
「0時」の図をメインで読みました。

そして比較として、大正天皇が崩御された、同日の「1時25分」の図を
御代替わりのタイミングとして出して、
「0時」の図に、昭和の時代の特徴が色濃く表れている・・ということを書きました。

いろいろ考えた結果、
新元号が施行された日0時のチャート
→その元号の時代の特徴が表れている

御代替わりが行われた時刻のチャート
→新天皇の御代の特徴が表れている

ということではないかな??と思いました。

ただ、御代替わりのタイミングが、
「前天皇の崩御の瞬間」なのか「践祚の儀式の開始時刻」なのか、
今一つ不明で、実際のチャートもまだ検討していないので、
こちらに関しては保留として、またいずれ検討してみたいです。

とりあえず、新元号が施行された日の0時のチャートで、
その時代の特徴を読み進めてみたいと思います!

いろいろ迷走していてすみません。。T水星・T海王星・T木星のTスクエアですね。。

☆☆☆

というわけで、今回は、昭和の元号が施行された日の0時のチャートを、
昭和の時代の特徴と重ね合わせて、あれこれ読んでみたいと思います。

昭和

1926年12月25日 00時00分 東京
Showa_0000.gif


私は、昭和というのは冥王星の時代という印象があります。
戦争に突入し、敗戦を経て、国家体制を大きく変化させ、
そして、戦後は経済大国として目覚ましい飛躍を遂げた時代。

10ハウスに冥王星があるこのチャートには、昭和の印象が表れている気がします。

そして国家のルーツ、国土を表す4ハウスに、アセンダント支配星の金星があります。
その金星にゆるく太陽も重なっています。

この金星は、分離でドラゴン・テールとコンジャンクション、
接近で10ハウスにある冥王星とオポジション。
敗戦を経て、政府だけでなく、過去から続いてきた国のありかたそのものが
根幹から変わっていった昭和の時代の雰囲気が表れています。

10ハウス冥王星は、経済を表す2ハウスの支配星。
戦前は経済的な理由で、軍事国家への道を突き進み、
戦後は驚異的な経済復興を遂げることで、大国日本を築き上げていった日本。
冥王星自体が、莫大な富や権力を司り、イメージと重なります。

また、同じく経済と関係する8ハウスには、火星があり、
金星(ASCルーラー)、太陽とトラインをとりつつ、
11ハウスの月ともトラインで、グランド・トライン。
火星は、2ハウスと、他国を表す7ハウスを支配します。
火星は、経済と関係する牡牛座サインにもありますね。

昭和の時代の日本が、特に他国に対する経済的な攻勢をかけることに力を注ぎ、
それらを通して、国際的な地位や諸国との友好関係を築いていったことが
うかがえる配置です。

このグランド・トラインには、冥王星がカイト気味にかかっています。
私はヘッドをコンフィギュレーションに入れて読まないのですが…、
ヘッドを入れると、バッチリカイトができあがりますね。

そして、この太陽・金星、ヘッド(+冥王星)のオポジションが、
MC、ICに重なることで、昭和の時代に、日本という国のありかたそのものを
大きく変容させ、経済をキーに力強く国造りに邁進した様子が浮かんできます。

カイト(グランド・トライン)の一角を担う月は、
11ハウスにあって海王星とゆるくコンジャンクション。
月は10ハウスの支配星。
これは、「平和国家・日本」という理想をかかげた戦後日本?
戦前でいえば、「八紘一宇」(←わからない方はウィキをご覧下さい)でしょうか。


別の視点でみると、乙女座の月は、勤勉な国民性(一般市民)も表します。
6ハウスには、ノーアスペクトの天王星があります。
労働環境におけるテクノロジーの進化が目覚ましい時代でしたし、
勤勉な労働力(労働意識)に支えられた、技術製品の優秀さが際立ち、
海外から注目されていました(ノーアスの天王星的です)。

6ハウスにある天王星は、5ハウスを支配します。
昭和の時代のおやじたちは、「仕事が趣味」!

また、天王星と同じく、水星もノーアスペクト。
3ハウスと関連が深い水星が3ハウスに入り、ノーアスペクト。
学歴社会という言葉がありますが、教育熱心な時代でもあり、
その優秀さと勤勉さによって、小国ながら昭和の日本は存在感を示していました。

ただ、昭和のつめこみ教育の反動から、情操教育の必要性がうたわれ、
平成のゆとり教育につながっていった…という流れがあったかと思いますが、
3ハウスにノーアスの水星は、教育に関する知識・技術を過剰に発展させた
流れにもつながるかと思います。


三重円もざざっとみてみましたが、
日本にとって大きな転換期である1945年8月(敗戦)時に、
ASCに海王星が重なっていました。
そして、翌9月から10月にかけて、そこに木星も重なっています!
敗戦という事態に直面し、混乱や失望の極みにありながら、
戦争が終わったことによって、新スタートを切っていった様子がよく表れています。


令和になかなかたどりつきませんが(汗)、次に続きます!
タグ:昭和 令和
posted by amaneayafumi at 19:30| イベントチャート

2019年05月27日

「令和」の時代を迎えて@〜平成を振り返る

すみません、最初にひとつ訂正です。
令和最初の新月図を読む(1)〜Beautiful Harmony〜」の記事で、
天皇陛下の月サインを誤って書いておりました。
こちら該当箇所を削除しました。申し訳ありませんでした。。


さて、「令和」改元から一ヶ月近くたって、
改元時のお祭りムードが、もうはるか昔のような気がする今日この頃です。

でも、令和初の国賓となるトランプ大統領夫妻を迎えて、
英語で歓待されている、国際感覚豊かな新天皇・皇后陛下のご様子を目にすると、
これまでとは一味違う新しい時代が、ひらかれようとしていくのを実感しました。

これからの日本は、どんな時代を迎えようとしているのでしょうか?

というわけで、あらためて「令和」のチャートをながめてみました。
その前に、改元チャートの特徴をつかむため、前の時代も出してみましたが、
時代のおおまかな特徴を表している気がしました。

以下、ざざっとおおづかみで目についたところを書いてみました。

平成
1989年1月8日 00時00分 東京
Heisei.jpg
太平洋戦争を経験した昭和の時代、その次の時代として、平和への願いをこめて、
「内平かに外成る」から採られた元号が「平成」。

アセンダントは天秤座。金星を支配星にもち、他者との調和的な関係をつくろうとする天秤座は、平成の時代のイメージにふさわしいアセンダントです。

一方、他国との関係を表す7ハウスには、火星。
平成の時代は、戦争は起きなかったものの、北朝鮮との関係を含め、他国との関係に力が注がれた時代でした。
7ハウスを同盟国(パートナー)とみれば、アメリカ。
7ハウスの支配星の火星は、牡羊座にあって強力です。
そして、アセンダントの支配星の金星とトラインで、良好な関係を築いています。


アセンダントの支配星、太陽を含め、3ハウスには6つの惑星が集まり、
かなり3ハウスが強調されています。

平成の時代は、やはり情報・メディアがカギとなり、
そして飛躍的に進化した時代だったのでしょうか・・・

思い出話ですが、私が「WWW」という言葉の定義、
「インターネットとはなんぞや?」というのを理系の人に教えてもらったのが、
平成になった年か翌年ぐらい。
30年たった今では、インターネットのない暮らしなんて想像できない時代ですね。

昔の話ついでにいえば、平成に入ったばかりの頃は、まだバブル経済期でしたが、
91年頃にバブル崩壊。
経済面では厳しかった平成チャートの2ハウスのカスプには冥王星が乗っています。


戦争はなかったものの災害は多かった時代、と振り返るニュースを目にしましたが、
国土を表す4ハウスのカスプは山羊座。
支配星の土星は、天王星と海王星と重なっています。

天王星は2度、海王星は10度で、土星は6度なので、
土星は、天王星と海王星とコンジャンクションであり、
そして、天王星と海王星のミッドポイントにもはまりこんでいます。
国土が、突発的で大きな自然災害に見舞われやすかった様子が表れています。


また、平成が始まった瞬間は、新月直前。
こういったイベント図で、ルネーションサイクルの扱いはわかりませんが、
「平成の時代」の誕生図として考えれば、
時代のイメージ、空気としては、若々しい勢いには欠け、老成している感じです。

実際、明治、大正、昭和と、明治維新で新たな国家体制を整え、新興国家として、
国力増強、経済発展を目指して、破竹の勢いで力をつけ、国際社会で存在感を増してきたのが日本という国。

ほかの元号開始図(次の回で載せます)のルネーションサイクルでは、
明治=上弦手前、大正=満月、昭和=下弦手前
…と、ルネーションサイクル順に進行していました!

バブル崩壊から始まった平成の日本は、
黙っていても右上がりに成長していくような時代が終わり、
それまでとは異なる時代風潮のなかで、
日本の行く末を模索しつつ、新しい時代を拓こうとしてきたのですね。
このあたりに、新月前のイメージがよく表れている気がします。

平成だけで長くなってしまったので、次回に続きます。

タグ:平成 令和
posted by amaneayafumi at 22:42| イベントチャート

2019年05月10日

牡牛座の新月〜夢や理想を抱きつつ、現実的な歩を進めるとき

改元直後の新月だったので、
天皇陛下関連の話題で、新月図の解釈をしてみましたが、
今回はあらためて、一ヶ月の指針として新月図をリーディングしてみますね。

新月図は、こちらをご覧ください。

【叶えたい夢や理想の実現に向けて
 未来へ具体的な歩を進めるとき】


今回の新月が起きるのは、牡牛座。
金星を支配星にもつ地の不動サインです。
現実にしっかり足をつけ、この世の楽しみを享受しながら、
安定した生活を守り続け、豊かな人生を実現するために、
誠実な努力を積み重ねていくサインです。

新月が起きるのは、願望・希望のハウスである11ハウス。
11ハウスには、新月をはじめ5つの惑星が集まり、強調されています。

新月は海王星とセクスタイル。
夢やビジョンの星・海王星は、社会的な地位や立場を表すMCに重なりつつ、
11ハウスの新月とセクスタイルなので、この新月の時期は、
社会的に実現したい自分をイメージしながら、夢や理想を広げながら、
未来に向けての青写真を確立していくことがテーマになります。

新月は現実的な牡牛座なので、夢や理想を広げつつも、
単なる「絵に描いた餅」に終わらせることなく、
具体的な形での実現を意識することが大切です。

新月は、山羊座の土星・冥王星とゆるくトライン。
こちらも、現実感覚をもって、地に足をつけて具体化することを意識しやすい配置。

つまり、今回の新月は、夢や理想抱きながら、それを現実化していくときです。

新月は、ハード・アスペクトをもたず、ソフトのみ。そして、建設的な小三角です。
勢いで押し切るのではなく、
繰り返される穏やかな日常のなかで、具体的な行為を積み重ねていくことによって、
叶えたいと願う夢や未来が徐々に近づいてくるでしょう。

新しい令和の世が始まった直後の新月にふさわしい、新月の配置ですね。


【ひとりひとりが幸福に暮らすために
 特定の相手や場との関係を見直す】


11ハウスに星が集まり、そのステリウムの真ん中に天王星もあり、
全体的に、未来、変化(日本全体では改元)したその先に目を向けながら、
青写真を描き、実現していくテーマが強調されていますが、
8ハウスの土星・冥王星・ドラゴン・テールのコンジャンクションも、
注目したいポイントです。

二つ前の記事では、御代替わりとからめて読みましたが、
8ハウスにリコンストラクションを表す土星冥王星のコンジャンクションが入るので、
おひとりおひとりの立場でも、
8ハウス的なテーマで、何かを終わらせることが浮上しやすいときです。
冥王星が加わっているので、単なるピリオドだけではなく、
不要なものを徹底的に削り、あるいはいったん停止させたあと、
再生したり、形を変えて継続をはかったりするイメージでしょうか。

関係性としてみれば、
8ハウスに象徴される特定の相手、または特定のグループとの関係から離れ、
11ハウスに象徴される、不特定多数の自由な関係へ意識が向かっていきやすい
タイミングと読めるかもしれません。

特に、土星・冥王星にはドラゴン・テールが重なるので、
「わかっちゃいるけどやめられない」的なくされ縁の相手とは、
根本的な問題に直面しやすいときでしょう。

閉塞的な関係(特定の相手でも集団でも)のなかで悩んでおられるかたは、
そこがすべてとは思わずに、広い世界に目を向けることによって、
新たな活力を得る可能性を示しているように思えます。

単純に、くされ縁を切るという形で出ることもありますし、
ひとりひとりの個のあり方を大切にする11ハウス的な価値観(関係性)を
意識しながら、あらためて特定の相手や場をリセット&リフレッシュして、
より関係を深めていくという形になることもあるかと思います。

11ハウスの金星と土星・冥王星はスクエアですし、
金星を支配星にもつ牡牛座の時期らしく、
自分が心地よく暮らせるありかたを意識しながら、
関係性の見直しを図るタイミングとなりやすいかもしれませんね。


【現実的なテーマ
 お金について考える】

8ハウスは、相手・他者の財、共有する財を表すハウスでもあります。

2-8ハウスは、財と関係するハウスですが、
このカスプにドラゴン・ポイントが重なっています。

そして、8ハウスの土星・冥王星は、
金銭のナチュラル・ルーラーである金星とスクエア。

牡牛座の新月ということ自体で、経済・金銭のテーマが浮上しやすい新月ですが、
上記をみても、お金との付き合い方を考える時期になることがうかがえます。

詳細なリーディングポイントの説明は省きますが、
この時期、お金の問題に頭を悩ませる人も浮上しやすい一方、
長期的なビジョンや計画性をもって、
お金をうまくまわしていくことができる人は、
豊かさの階段を着実にのぼっていくことができそうな配置です。

3月上旬より、牡牛座に本格的に天王星が入ったこともあり、
今月だけにとどまらず、今後、経済生活については、さまざまな形で変化が生じ、
意識改革が必要になっていく時代ですね。

また、4月から順次施行されている「働き方改革」。
今回の新月図の、10ハウスの海王星と、6ハウス木星のスクエア、
さらには12ハウスの火星のTスクエアをみると、
理想は高いものの(10ハウス海王星。政府主導の理想的政策)、
現場にしわよせがいきそうな印象です。
(10ハウス海王星と6ハウス木星スクエア=理想と現場のずれ。
6ハウス木星と12ハウス火星のオポジション=見えないところで過剰ワーク)

図を見ているだけで、現場のため息が聞こえてくるようで、本当に大変そう……。
ご苦労なさっている皆様、本当にお疲れ様です。

ただ、海王星とセクスタイルとなる11ハウス新月をみると、
過度の犠牲者になることなく(6木星−12火星オポ)、
11ハウス牡牛座の新月・天王星に象徴されるような、
個々のライフスタイルをより豊かにするための改革に、
ひとりひとりが意識を徐々にシフトしていく・・・
という方向性が示されている気がします。

8ハウス土星・冥王星をみると、
一人一人の努力だけでなく、日本人的な組織の意識改革も不可欠な気がしますが。

いわゆる「働き方」と、牡牛座天王星が表す経済構造の変化はリンクしますし、
牡牛座に天王星が本格的に入って迎える令和元年は、
新たなライフスタイルの変革が起きる時代になりそうですね。
posted by amaneayafumi at 07:14| 新月リーディング

2019年05月09日

令和最初の新月図を読む(2)〜皇室の未来を考える議論の浮上〜

【ハードアスペクの星々と
 皇位継承問題の浮上】

一つ前の記事は、11ハウス牡牛座新月、MC魚座海王星、8ハウス山羊座土星冥王星の
小三角が、御代替わりによって新たな天皇陛下が誕生し、
日本全体が未来への期待を抱きながら歓迎ムードで迎えている状況と重なる・・・
といったお話でした。

一方、MCの海王星は、6ハウス木星、12ハウス火星とTスクエア。
8ハウスの土星・冥王星は、11ハウスの水星金星とスクエアのハード・アスペクト。

いろいろな解釈ができますが、御代替わりに伴って浮上してきた問題を表すとして
自由に読んでみたいと思います。


改元以前から話題はあがっていましたが、改元を機により本格的に浮上してきたのが
皇位継承に関する問題です。
継承者が少ないため、女性・女系天皇、女性宮家の創設などに関する議論ですね。

微妙な問題ですし、個人的にこのことについて考えや意見があるわけではないですが
(もし失礼なことを書いていたらご容赦ください)、
今回の新月図から浮かぶことをあれこれ解釈してみました。



MC(10ハウス)魚座の支配星は海王星と木星。木星があるのは6ハウス。
6ハウスは、国を守るための軍隊や国家を支える公務員などを象徴しますが、
国家体制を維持する天皇陛下の制度(皇位継承の制度)としてとらえてみると
(ちょっと拡大解釈でしょうか)、その制度(木星)は12ハウスの火星、10ハウスの
海王星からのハード・アスペクトをうけています。

隠れたところから問題(12ハウスの火星)を突き付けられているけれど、
政府の方針ははっきりせず、うやむやな状態にある(10ハウス海王星=政府として)
イメージです。

この配置をみると、表沙汰にされているものより、もっと隠れた微妙な問題があり、
なかなか扱いにくい・・・という感じもします。

ただし、木星は未来の希望を表す11ハウスの牡羊座水星とトラインなので、
今後の皇室のありかたについて、積極的な議論が始まることも表しています。
水星と木星は分離だから、正確にいうと「始まっている」ですね。
改元前から、この話題はメディアに頻繁に取り上げられていました。



また、先ほど書いた8ハウス土星・冥王星にドラゴン・テールが重なっています。
さまざまな運命的な要因や縁的なものが重なって、
継承に関する制度が過去のものになりつつあることを示唆しているように思えます。
土星・冥王星のコンジャンクションの象意もあわせて、
未来に縁をつなぐために思い切った手を打つ必要性を暗示している印象です。

また、この土星・冥王星が、牡羊座の金星とスクエアというのも、
「女性天皇、女系天皇、女性宮家の創設などに関する議論」ということを考えると、
なかなか意味深いです。
11ハウスにある牡羊座の女性は、個性をもって自立した自由な女性のイメージです。
その現代的な女性像と、伝統を守り継承するための変革を示唆する8ハウス山羊座
土星・冥王星がスクエアで折り合っていないのです。

今起きている議論は、伝統的な継承を守るためになんらかの形で女性に新たな責務を
強いることになるので、それが新月図に表れている印象です(この女性とは、特定の
個人を指しているわけではありません)。

一方で11ハウス牡羊座水星・金星は、木星・火星のオポジションを調停しています。
女性天皇、女系天皇、女性宮家などに関する開かれた議論を行っていくことが、
皇位継承の制度についてのさまざまな問題を解決していくカギになることを
表しているように思えます。

これは、あくまでも改元直後の新月図から解釈したことなので、
この問題の成り行きを示すものではないのです。
でも、11ハウスの水星は12ハウスの火星とミューチュアル・レセプション
(牡羊座水星←→双子座火星)でもあるので、国民ひとりひとりがSNSなどを通して
この問題を考えていくというのは、建設的な流れをつくっていくことになるのでは
ないかなと感じました。



さて、いろいろ深読みしてきましたが、もうひとつ自由な深読みのおまけを…。
前の記事で、8ハウス土星・冥王星がある山羊座=上皇陛下の太陽サイン、
皇位を継いで即位された天皇陛下の太陽サイン=MC魚座、ということを書きました。
そして、MCのもうひとつの支配星である木星がある射手座は、
秋篠宮皇嗣殿下の太陽サインと一致します。

MCの支配星のサインが、それぞれ天皇陛下と弟君の秋篠宮皇嗣殿下になるのは、
興味深いですね。
そして、兄君である天皇陛下(魚座海王星)はMCに輝き、
天皇陛下を支える立場の皇嗣殿下は6ハウスに入ります(射手座木星)。

また、山羊座土星、魚座海王星、射手座木星、すべて自らが支配するサインに入り、
品位が高い状態なのも、文字通り、皇室の正当な後継者としてdignityのある生まれで
あることと一致しています。

ネットニュースをちら見すると、秋篠宮殿下はご家族の問題で心労を募らせていると
いったことも目にしますが、木星は6ハウスにあり12ハウスの火星と向き合っている
配置と重なる気がします。
12ハウスの火星は双子座にあるので、さまざまな報道や匿名で述べられている国民の
意見でしょうか?(どの状況についての意見を指すとはあえて書きませんが…)。
国民のひとりとして一日も早いご回復と問題解決がなされることを祈るばかりです。


次回はラストです。
posted by amaneayafumi at 14:23| 新月リーディング

2019年05月08日

令和最初の新月図を読む(1)〜Beautiful Harmony〜

【新月-海王星-土星・冥王星の小三角と
新時代への期待に満ちた御代替わり】

では、今回の新月図を具体的に読んでいきましょう。
(新月図は、一つ前の記事をご覧ください)


●11ハウスに星が集まる新月図●
新月はじめ半数の惑星が集まる11ハウスは、願望・希望のハウスといわれます。
この時期の日本が、これからの未来に目を向けて、新たな希望を描いていく様子が
表れています。

改元までは、去り行く「平成」を振り返りつつ、
新しい「令和」の世に切り替わることに人々の意識が向けられていました。
そして「令和」の時代を迎え、今度は、“未来に向けて、よりよき「令和」の時代を
どう築いていくか”というテーマに意識が向かっていきます。
11ハウス集中の新月図に、そんな雰囲気が表れていますね。

★★★

●新月のアスペクト●
新月のアスペクトをみると、新月は海王星と土星・冥王星と小三角。
海王星はMC(10ハウス)に重なります。10ハウスは国を動かすトップの人物、
権力者などを表します。

政治にタッチせず、日本国の象徴として存在する天皇陛下を、
10ハウスとしてよいか…というのは、私のなかでは少々「?」でもあるのですが、
今回の新月図では10ハウスを天皇陛下として読むと、とてもマッチすると思います。
(あ〜、でも実際的に「統治」はしなくても、日本国民全体の統合の象徴として
人々が仰ぎみる存在だから、10ハウスでよいのかな。)

そのMC(10ハウス)は魚座。
トランスサタニアンを含む現代占星術では、支配星は海王星。古典占星術では木星。
どちらも、自ら支配するサイン(海王星→魚座、木星→射手座)に入り、
良い形で強められています。

海王星は、実体が曖昧であるけれど、さまざまな障壁を溶かし、
夢を描きイマジネーションを喚起する形で、多くの人を共感的な感情でひとつにしていく星です。
ひとつの全体的な大きな感情的なうねり、ブームや大流行と関連します。
木星は宗教と関連します。かつては神とされていた天皇陛下は、
戦後人間宣言をされましたが、今でも多くの日本人にとって敬愛の念を抱く存在で、
文字通り、日本国民統合の象徴として人々の心をひとつにまとめています。

海王星は人の心の深い部分に訴えかける音楽や芸術とも関係しますね。
新月が起きる牡牛座は、美(Beautiful)と愛、調和(Harmony)の星・金星を
支配星にもちます。「令和」は外務省による英訳では「Beautiful Harmony」。

これらをみると、
今回の新月図のMCに重なる海王星と11ハウスの牡牛座の新月のセクスタイルは、
「令和」時代の天皇陛下に、大きなうねりのように人々が心をひとつにして
期待を寄せているイメージと重なってきます。


また、土星と冥王星のコンジャンクションは、今だけに限らず2020年まで続きます。
現在の社会システムや組織・制度の根本的かつ徹底的変容で、世界中さまざまな形で
リコンストラクションが起きていく時代となるでしょう。

今回の新月図では、その土星・冥王星が、「継承」を表す8ハウスに位置します。
土星は停止、冥王星は死と再生ですから、この組み合わせはリセットと関係します。
さらに土星は伝統を象徴する星でもあります。
つまり脈々と歴史的に続いている物事においての切り替え…御代替わりですね。
(※8ハウスで土星と冥王星のコンジャンクションが起きることが、
即御代替わりという意味ではないです。今回の新月図の文脈ではという解釈ですが)


まとめると、11ハウスの新月、魚座MC海王星、8ハウスの土星・冥王星の小三角は、
全体として、歴史的な御代替わりが行われ、多くの人々が新たな天皇陛下誕生に
大いに沸き、そして新たな時代への希望を描く様子が表れているように感じます。

くわえて、とてもシンボリックでおもしろいなぁと思うのは、
今回の新月図のMCの魚座は、天皇陛下の太陽サインと同じなのです。

そして、継承と切り替えを表す8ハウス土星・冥王星は、山羊座。
こちらは上皇陛下の太陽サインと一致するのです。
つまり、山羊座の上皇陛下(8ハウス土星・冥王星)から、
魚座の天皇陛下(MC海王星)へのバトンタッチが図としても表れている感じです。


ASCが蟹座1°というのは、牡羊ポイント。
新しい船出の気運に満ちていますね(蟹座0°=サビアンでは1度だと、
文字通り古い旗をおろし、新しい旗を掲げるになるのだけど・・・
ちょっと惜しい(笑))


まだ続きます。
posted by amaneayafumi at 20:00| 新月リーディング